外側の声をシャットアウトすべき時

保養所

突然訃報が目に飛び込んできました。

アメリカの著作家、デヴィッド・ウィルコックさんが亡くなったというのです。

ウィルコックさんは、ヒストリーチャンネルの長寿番組「古代の宇宙人」にも出演していました。
この番組は「古代文明は宇宙存在が作った」と信じる根拠を述べる番組なのですが、

最初は眉唾だと思っても、最後には「本当にそういうことがあったのかも」
と信じたくなるような構成の、宇宙やスピリチュアル好きならきっと好きな番組です。

stunning image of lagoon nebula in deep space
Photo by Yihan Wang on Pexels.com

ウィルコックさんは、スピリチュアルな本を著していたようです。
大学時代に自動書記が始まったとのことでした。

YouTubeもされていたようですが、病気や心身の不調、経済的な理由で困っていたようでした。
長年楽しみに観てきた番組でお世話になっていたので、ショックです。

ウィルコックさんの死は、私に考えるきっかけをくれました。


ここでは死因などについては触れません。知りたい方はご自身で調べてみてください。

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外側の声をシャットアウトすべき時 - アイデア漂流ラジオ「OUTPUT前夜」 | stand.fm
承認とは外側の世界。 誰も守ってくれません。 #世界との付き合い方

心身の疲れは危険

私は今年でアカシックレコードリーダーをして3年目になります。

実は2年目からの1年間は自分を取り戻すための期間でした。

とてもありがたいことに、仕事を始めてから今までずっとお申し込みをいただいて来ました。

有名な先生の引き立てをうけたり、どなたかが話題にして下さったり、紹介をして下さったりしたからこそ、ご縁が続いてきたのだと思います。

cardboard present box with postcard on table
Photo by Monstera Production on Pexels.com

1年目は、ビジネスの先生に教わった通りに、集客や認知活動を欠かさず行なっていました。

もっと効率の良い仕事をしたいと思い、別の先生に師事し、そこで頑張り、成果を得ました。

でも、このことが自分をどんどん追い詰めていったのです。

結論だけ言うと、私は商人失格でした。

教わったものは一般的なビジネスですので、どこにも私が理想とするやり方をしている人はいませんでした。

その孤独とジレンマの中、思い切ってビジネス活動は止め、鑑定業に集中。

しかし心はいつも、一般的な理想に引っ張られ、自己否定的な気持ちを抱えながら生きていました。

鑑定メニューの非効率な内容は持続不可能で、その労力に見合わない価格設定をずっと問題視していましたが、直す時間がありません。

鑑定自体に時間がかかるため、お客様にお待ちいただいているのに、その間ブログなどを書いたり、イベントに参加したり、新しいことをするのも躊躇しましたし、時間的にも無理だったのです。

つまり、自分の気持ちとは逆のことを、1年間ずっと続けたわけです。

その結果どうなったかというと・・・

全てが悪に見えてくる

お客様はほとんどが素晴らしい方々です。私に喜びと感動、そして意欲につながる学びを与えてくれます。

これは、仕事をする前には想像もできなかった喜びです。

ここは本当に心から感謝しています。

しかし、どうしても合わない方がいるのも事実。

会話がうまく噛み合わなかったり、期待値が大きすぎて、内容に満足いただけなかったり、「届きました」のご連絡をいただけなかったり・・・

そういう、ごくわずかな事の方を思い煩ううちに、全ての人が悪に見えてくるようになりました。

そしてスピリチュアルビジネスだけでなく、スピリチュアル界の全てが嫌になったのです。

それもこれも、無理を続けすぎて神経が疲弊し、自己防衛モードになっていたからです。

外側の声に裁かれる

1年間、ブログやインスタグラム更新など、ビジネスでやるべきと言われることをやりませんでした。

その代わり、春はガーデニングに没頭し、夏から秋は友人と会いました。

冬になり、露出する仕事はせず、ひたすらご縁したお客様との仕事に没頭しました。

その間も、「やるべき」、「当たり前」の声が度々、自己否定をもたらしていました。

やる気が出てきたのは、SNSを休止してからです。

外側への義務がなくなったことで、ようやく自分の感覚が目を覚ましたのを感じました。

1年以上も休んだことになります。

これは、誰かにとっては非常識で、長すぎることかもしれません。

でも、肝心なのは自分の気持ちです。自分の心、体、精神の健康なのです。

ここは誰も代わってくれません。

ディスクロージャーという仕事

ウィルコックさんは、私たちが知らないうちに巻き込まれている、構造や常識から目を覚まさせるような、啓発的な活動をしていました。

これをディスクロージャーと言います。

一般的には「情報開示」という意味ですが、スピリチュアル、特にオカルトや陰謀論の文脈で使われると、「秘密を暴く」というような意味になります。

人間のルーツや宇宙存在のことなどが、これに含まれるでしょう。

こういう話が好きな人は多いと思います。私も好奇心をそそられます。

ウィルコックさんにもたくさんのファンがいたでしょう。

現に、本を出しテレビに出演し、YouTuberでもあったそうですから。

でも、自分の受け取ったメッセージや、自分発信の考察が認められ、喜ばれ、それがお金をうむようになったとしても、ウィルコックさんは最終的には幸せではなかったのです。

つまりこれは、

外側から促されていること、数や人気、承認、勝敗といった成功者の理想は、全ての人にとってのものではなく、ある意味で幻想であるとも言えないでしょうか。

我慢したり、休みを十分取らなかったりして、自分を取り戻せなければ、心は戻りません。

1年休もうと、2年休もうと戻らないなら、それはあなたにとって十分ではないのです。

ここは外側の常識の声に従ってはいけないところなのです。

理想を掲げ、目標設定をして行動に移し、共感を得るような人であるべき・・・という「型」にはまる必要はないんです。

陰謀論の支配なら眉唾っぽいと思うのに、そこはコントロールされているなんて、おかしいでしょう?

皮肉な世の中

・・・と言いたいところなんですが、

支配というと強すぎますが、社会情勢、世の中の傾向、流れにある程度は乗らないと、人間関係の継続は難しいというのが現実です。

そして、先ほど出てきたディスクロージャー系の活動をしている人は、気をつけなければいけないことが大きく分けて二つあると思います。

一つはアンチです。

一般的なことではないこと、突飛なことを言うと、強力に否定してくる人が現れるでしょう。

ここは良し悪しに関わらず、反対する人、悪く言う人は存在するので仕方ないのですが、

その存在の質や行動によっては、心身に恐怖や不安など、ネガティブな影響を与える場合もあるでしょう。

そして二つ目は、「暴かれたら困る立場」です。

もしここが巨大な組織になっていた場合、守られることはないでしょう。

ここがとても皮肉なところです。

ファンは暴いてほしい。

それに応えることで、圧力がかかる可能性が出てくる。

その時、ファンたちは守ってくれるでしょうか。

内容が内容なだけに、

きっとこのジャンルのファンは匿名性が高く、いざという時守ってくれないのではないかと個人的には思うのです。

そしてそのことは、

ネガティブな存在たちに与えられる影響よりも残酷なのではないかなと思うのです。

煽るだけ煽るけれど、それは単なる好奇心。
暴いた側に危険が及んだとしても、それは他人事・・・

人間不信になりそうじゃないですか。

勝手な憶測で書いていますが、自分に起こったことに今回の訃報を当てはめて、ウィルコックさんからのメッセージなのではないかと考えることにします。

そしてもし、これを読んでくれた方の中にも、無理をしすぎているのに自分だけ我慢すればいいと思っていたり、SNSに翻弄されている人がいるとしたら、何かの役に立てるかもしれないと思って書きました。

最後に、映画「グランドイリュージョン」より一文を引用して終わります。

お読みいただきありがとうございました。

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