ユダヤやイスラムの教典では、第3天にいて、ラファエルの別称でもある存在です。
書いているのは人間の誕生であり、消しているのは・・・
大天使アズラエル(Azrael)の特徴
名前の意味
意味: 「神が助ける者」または「神の助け」
色調
- 柔らかなクリーム色
- 淡い黄色
- 白色
出典
- 聖書には直接的な記述は少ないものの、天使の役割として示唆される箇所が存在。
- イスラム教の聖典クルアーンでは、「死を司る天使」として描かれています。
伝承
アズラエルは「死者の魂を導く者」として知られています。
死を迎えた人の魂を穏やかに天界へ送り、遺族や愛する人々の悲しみを癒す役割を持つとされます。
彼のエネルギーは非常に優しく、悲しみに包まれた心に平安をもたらします。
7万の足と4000の翼を持ち、その身体は地上に住む人間の数の目と舌で覆われている
ヘイスティングズ「宗教・倫理事典」より
役割
- 魂のガイド: この世を去った魂を次の世界へ導く。
- グリーフケア(Grief Care): 喪失を経験した人々の悲しみを癒す。
- スピリチュアルなサポート: 人生の終焉を迎える人々に安心感を与える。
- 死に関する恐れの解消: 死についての恐怖や不安を和らげ、心の平穏をもたらす。
象徴・シンボル
- 白いバラ
- 光の輪
- 砂時計
名前の由来
ヘブライ語の「עזרי אל(Ezri El)」が語源で、「神の助け」という意味。
聞いてくれやすい願い
- 悲しみや喪失感の癒し。
- 人生の終わりを迎える際の恐れの解消。
- グリーフケアの支援。
- 愛する人を失った心の安定。
- 死後の魂の平安を祈る際のサポート。
関連聖書の記述
聖書に直接「アズラエル」という名前の記述はありませんが、死の天使としての役割が黙示録や詩篇に象徴的に示されることがあります。
ちなみに、この役割がなぜ備わったのかというと・・・
ミカエル、ガブリエル、イスラフェルがアダムを造るための7色の土を持ち帰るのに失敗したのに対し、4番目に遣わされたアズラエルは見事に成功した。
この功績のため、肉体と魂を引き離すと言う任務を受けた。
「古代ペルシャ伝承の死の天使である”ムルダド”での記述」
魂を引き離すことができる存在で、その後の魂が最初に出会う存在がアズラエルだということ。
そして、その功績が神に認められたことで、その後の仕事も任されたということなのでしょう。
それにしても、7色の土がとても気になりますね!
なんとなく、「プリズム・オブ・リラ」の記述を想起させます。
アズラエルからのメッセージ
- 「あなたの悲しみはひとりで背負わなくてよい。天の平安が常にあなたと共にあります」
- 「死は終わりではなく、愛と光の新たな旅の始まりです」
大天使アズラエルに適した質問や願いごと
大天使アズラエルの役割や特徴を踏まえて、以下のような質問や願いごとをしてみてください。
アズラエルの専門性である癒し、慰め、スムーズな次元移行・・・そういったものに焦点を当ててみました。
質問例
- 「愛する人の死をどのように受け入れ、前に進むべきか教えてください」
- 「現在の悲しみの原因を明確にし、それを癒すためのステップを教えてください」
- 「亡くなった家族や友人と何かメッセージを交わすことはできますか?」
- 「人生の終わりを迎える人をどのようにサポートすれば良いか教えてください」
- 「自分の感情をどのように整理し、平和を見つけることができますか?」
- 「亡くなった方が安らかに天界へ向かうのを助ける方法を教えてください」
- 「霊的な成長のために、過去の傷やトラウマを癒すにはどうすればよいですか?」
- 「自分のエネルギーを高めて、他人の癒しをサポートするにはどうしたら良いですか?」
- 「魂が新しい次元に進む際に必要な準備や心構えを教えてください」
- 「現在の人生で果たすべき役割について洞察を与えてください」
願いごと例
- 「この深い悲しみを癒し、平和な心を取り戻せるよう助けてください」
- 「愛する人の魂が安らかに旅立てるように導いてください」
- 「人生の変化を受け入れ、スムーズに移行できるようサポートしてください」
- 「喪失の痛みを和らげ、感謝の気持ちを持てるよう助けてください」
- 「恐れや不安を取り除き、穏やかなエネルギーに包まれるよう導いてください」
- 「亡くなった方との心の絆を感じられるようなサインを示してください」
- 「スピリチュアルな癒しの力を強め、周りの人を支える力を与えてください」
- 「他人の悲しみを理解し、寄り添うための洞察を与えてください」
- 「新しい始まりを受け入れる勇気を与えてください」
- 「過去の未解決な感情を手放し、今ここに集中できるよう助けてください」
大天使アズラエルと心を通わせ癒しをもらう
優しく穏やかなエネルギーを持っているアズラエル。
繋がりたいと思う時は、きっと心が特に癒しを必要としている時でしょう。
心を鎮めるのは難しいかもしれません。
そんな時は、そのままアズラエルに伝えてみましょう。
死別の悲しみの中にいる人に優しく寄り添ってくれるのがアズラエルです。
かしこまらず、リラックスして助けや癒しを求めてみてください。
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