サンダルフォンとはどんな大天使?
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【役割】
祈りを神に届ける役割を持つ
音楽、詩、創造的な表現を司る
地球と天の橋渡しをする存在
人々の願いを神に届け、応えを引き寄せる
【象徴】
天と地を結ぶ柱
音楽、旋律、ハーモニー
穏やかで包み込むようなエネルギー
祈りのエコー(祈りが響き届くこと)
【関連聖書の記述】
聖書に直接登場しないが、伝承では預言者エリアが天使となった姿ともされる
「天のメロディーを奏でるもの」としてカバラやユダヤ教の文献に登場
【聞いてくれやすい願い】
・祈りを天に届けたいとき
・クリエイティブな才能を伸ばしたいとき
・音楽や芸術に関するインスピレーションが欲しいとき
・地に足をつけつつ、霊的な高みを目指したいとき
・心を落ち着かせ、祈りを深めたいとき
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大天使サンダルフォンの名前の意味と由来
サンダルフォンという名前は、ギリシャ語の「syndesmos」に由来し、「結びつける者」「共通の兄弟」という意味を持ちます。
これは、彼が人間と天界をつなぐ役割を担っていることを示しています。
また、ユダヤの神秘主義であるカバラの伝承では、大天使サンダルフォンはメタトロンと双子とされ、地上のエネルギーを神へと導く、重要な存在とされています。
サンダルフォンの役割と神聖なエネルギー
サンダルフォンの主な役割は、人々の祈りを神のもとへと届けることです。
祈りの波動を高め、神聖な領域へと運ぶことで、願いを叶える手助けをします。
しばしば音楽と結び付けられます。
ここから、音や言葉が結びついて旋律となり、見えない独特の波動を生みだすものとして、見えない世界、見えない次元、天界などという領域へ運んでいるのではないかと考えます。
サンダルフォンが祈りを届ける仕組み
天界の周波数ってご存知でしょうか。
よく言われるのは528ヘルツ、または4096ヘルツです。
これらがどうしてそう言われるのかまでは分かりませんが、音叉などを使ってヒーリングに用いられています。
ネット上で検索しますと、傷ついた細胞を癒すとか、愛と調和を表している・・・などと書いてあります。
細胞を癒すならガブリエル、愛と調和と言ったらチャミュエルの役割にも似ているのかもしれません。
個人的にはガブリエルやチャミュエルとサンダルフォンの違いはこんな感じです。
もっと人間の世界に近く、寄り添ってくれるような存在という感じ。
元々人間だったこともあるのかもしれません。
でも双子のメタトロンとは明らかに違います。
夕立の後の道路の匂いのような、懐かしい温もりを感じます。
サンダルフォンが持つエネルギーの特徴
調和と音楽のエネルギーをもたらす存在
サンダルフォンは「天の音楽を司る天使」とも呼ばれているようです。
天の音楽とはどんな音楽なのでしょうね。
きっと調和がとれた耳に心地よい音楽でしょうし、素敵な歌詞がついていたりすることで、さらに私たちの感動を誘い、感謝や感激、愛の記憶を呼び覚ましてくれたりして一気に高みへ連れて行ってくれるんでしょうね。
わたしはジブリ作品の「かぐや姫の物語」に出てくる音楽を思い出してしまいました。
童話の中にも、音楽の力で踊り続けてしまう物語があります。
それほどまでに、人の心を良くも悪くも操ってしまう音楽だからこそ、サンダルフォンが見守ってくれるのかもしれません。
サンダルフォンのエネルギーが人々に与える影響
サンダルフォンのエネルギーについて、面白いお話をシェアしましょう。
インドにハンピという音が出る柱があります。
ヴィッタラ神殿というその神殿には、ヴィッタラという過去と繋がるのに重要な存在が祀られているそうです。
シヴァとビシュヌが、太鼓と法螺貝を使って絶えず音をだし、宇宙の振動を作り出している・・・
という伝説があり、この音は全てが一つになった宇宙そのものの音なのだそうです。
また、ナイジェリアには音が先祖の声と信じている部族がいるそうです。
トランス状態になったシャーマンが、楽器によって霊的存在を呼び出すという儀式があるそうです。
マカオにも似たような考え方があり、歌を聴かせれば祖先がそばに来てくれる・・・そんなふうに信じているのだそうです。
また、大聖堂も音を共鳴させることにより、体に作用して神秘体験を作り出すために利用されています。
音楽を通じてメッセージを受け取ったり、そのものの振動と共鳴することで神秘体験をしたり、そんな音を通じて高次元とのやりとりを支えている存在、それがサンダルフォンなのかもしれませんね。
特定の歌やメロディが心に響くときは、サンダルフォンからのサインかもしれません。
神聖なエネルギーで地球と人々を結ぶ理由
サンダルフォンは、地球と神聖な領域を結びつける役割を担っています。そのため、地球に生きる私たちが宇宙のエネルギーと調和するための橋渡しをしてくれる存在です。
2015年、マリアナ海溝である研究チームが水中聴音機を沈めたところ、驚くべき発見をしたそうです。
これは鯨の声を聞くためのものだったのですが、世界一深いと言われるマリアナ海溝の海の底、1万メートルから、機械音が聴こえたのです。
それは低音で、2.5秒から3.5秒の長さで、複雑な構造を持つ音なのだそう。
これは新種の鯨なのではないかということでしたが、ビヨーンというような、低音の唸り声のようにも聞こえるそうです。
ひょっとしたら地球そのものの音・・・?
不思議ですね。
このように、国や文化の違いを超えて、音と神秘存在が太古から信じられ、人々を守ってきたことがわかります。
その存在がサンダルフォンだとすると、新しい可能性や新発見にも導いているのかもしれません。
また、音を研究する人は増えているそうです。
地下墳墓がある周波数で共鳴していたり、神々の像の前で吹いた楽器の音が不思議な音に変化したり、反響した音が神の化身と言われる鳥の声に聞こえたり・・・
こんな音にまつわる不思議の世界へと誘い、人々を新たな世界へと誘っている、進化を促しながら、わたしたちの願いを天に届けているサンダルフォン。
つまりは祈りを言葉にして、唱えることで、サンダルフォンの加護を受けていると言っても過言ではありません。
(ダジャレではありません)
そんなわけで、あなたもサンダルフォンへの祈りを言葉にして、届けてみませんか?
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